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ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の個人的おすすめ10曲!嵐が丘や神秘の丘以上のおすすめも!?

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第10位 『AND DREAM OF SHEEP(羊の夢)』

第10位の、『AND DREAM OF SHEEP(羊の夢)』は、5枚目のアルバム 『HOUNDS OF LOVE(愛のかたち)』の6曲目に入っている曲です。

アルバムは1985年11月に発売されて、全英第1位を記録しており、12番目のシングル曲である、『神秘の丘(RUNNING UP THAT HILL)』が入っているアルバムです。

ここでおすすめしたいのは、アルバム 『HOUNDS OF LOVE』 です。

A面は『神秘の丘』などのシングル曲が集まっているのですが、おすすめはB面で、この6曲目の 『AND DREAM OF SHEEP(羊の夢)』から12曲目の 『THE MORNING FOG(朝もやの中で)』までの7曲が一つのストーリーになっているのです。

羊の夢を見て眠った後に目覚めると、氷の下に閉じ込められていたり、次に移動した先では魔女と言われて魔女狩りにあったり、次の移動先では幽霊になったり、挙句の果てには宇宙から地球を眺めて挨拶するというような、不思議な世界を旅する一つの物語を体験できるのです。

今までにこんな体感をするアルバムは無かったと思います。

それは、ケイト・ブッシュだからできることであり、その想像力はどんなアーティストも真似できません。

その7曲が2014年行われた『ビフォー・ザ・ドーン』というライブツアーで、まるで劇のように再現され、高い評価を受けています。

『ビフォー・ザ・ドーン』は、ライブアルバムとしてリリースされていますが、映像作品としてはリリースされていないのが残念です。

この再ブレイクをきっかけに、ぜひ映像化して欲しいところです。

この『羊の夢』のミュージックビデオは、『ビフォー・ザ・ドーン』のライブ音源を元に作成されたものです。

まるで本当に羊を数えて寝てしまいそうなリラックスできる曲で、深い眠りに付いていく感じがよく表現されています。

1曲目から長い解説になってしまいましたが、ケイト・ブッシュの才能の凄さを感じてもらうのは、5枚目のアルバム 『HOUNDS OF LOVE(愛のかたち)』を聴いてもらうのが一番なのです。

 

第9位 『THIS WOMAN’S WORK(ディス・ウーマンズ・ワーク)』

第9位の、『THIS WOMAN’S WORK(ディス・ウーマンズ・ワーク)』は、6枚目のアルバム 『THE SENSUAL WORLD(センシュアル・ワールド)』の10曲目に入っている曲です。

ジョン・ヒューズ監督の『She’s Having A Baby』という映画の挿入歌になっています。1989年11月に18枚目のシングルとして発売され、全英第25位を記録しています。

彼女の曲としては有名な部類に入る曲で、真のバラードです。

 

第8位 『NIGHT OF THE SWALLOW(夜舞うつばめ)』

第8位の、『NIGHT OF THE SWALLOW(夜舞うつばめ)』は、4枚目のアルバム『THE DREAMING(ドリーミング)』の7曲目に入っている曲です。

アイルランドでシングルカットされました。アルバム『ドリーミング』はケイト初心者には、おすすめできないアルバムですが、この曲だけは聞きやすい良い曲となっています。

ただ、ケイトにどっぷり浸かったファンには、このアルバムも愛おしいアルバムとなっています。ファンはケイトのすべてを受け入れられるのです。

 

第7位 『NEVER BE MINE(ネヴァー・ビー・マイン)』

第7位の、『NEVER BE MINE(ネヴァー・ビー・マイン)』は、6枚目のアルバム『THE SENSUAL WORLD(センシュアル・ワールド)』の8曲目に入っている曲です。

この曲もシングルカットされていないため、チャート順位はありませんが、その後のいろいろなアルバムにリミックス版が入れられたり、第10位の『羊の夢』で紹介した『ビフォー・ザ・ドーン』というライブツアーでも歌われたりと人気のある曲です。

ワールド・ワイド的なサウンドのハードバラード調の曲です。

 

第6位 『TOP OF THE CITY(トップ・オブ・ザ・シティ)』

第6位の、『TOP OF THE CITY(トップ・オブ・ザ・シティ)』は、7枚目のアルバム『THE RED SHOES(レッド・シューズ)』の8曲目に入っている曲です。

こちらもシングルカットされていないため、プロモーションビデオはありません。

この曲もリマスター版が作られたり、『ビフォー・ザ・ドーン』で歌われたりと、人気のある曲です。

スケールの大きな透明感のあるサウンドの名曲です。

 

第5位 『THE SAXOPHONE SONG(サキソホーン・ソング)』

第5位の、『THE SAXOPHONE SONG(サキソホーン・ソング)』は、ファーストアルバム『THE KICK INSIDE(天使と小悪魔)』の2曲目に入っている曲です。

若い頃のケイト・ブッシュのもう一つの魅力は、年齢からは想像できない、色気を持っていることです。

この曲は、サキソホンの音もインパクトがありますが、それにも勝る、ケイトの色気を感じる一曲です。

何度も言いますが、これで20歳なのです。

 

第4位 『MOTHER STANDS FOR COMFORT(母親)』

第4位の、『MOTHER STANDS FOR COMFORT(母親)』は、5枚目のアルバム『HOUNDS OF LOVE(愛のかたち)』の4曲目に入っている曲です。

このアルバムはB面7曲が一つのとてつもないストーリーになっていることは、第10位の『羊の夢』で説明しましたが、A面は全ての曲がシングルカットされてもおかしくないほど上質な曲ばかりで、ケイト最高のアルバムであることは間違いないのですが、そのA面でなぜか異彩を放つこの曲。

サビの歌詞も、『母親は殺人者をもかくまうでしょう』というようなムード的には暗い曲なのですが、とても刺激的で好きなのです。

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第3位 『L’AMOUR LOOKS SOMETHING LIKE YOU(ラムールは貴方のよう)』

第3位の、『L’AMOUR LOOKS SOMETHING LIKE YOU(ラムールは貴方のよう)』は、ファーストアルバム『THE KICK INSIDE(天使と小悪魔)』の10曲目に入っている曲です。

この曲は、恋について歌っていることもあり、ケイトの少女っぽさと、色っぽさが出ている曲です。当時は19歳なので当たり前といえば当たり前なのですが。

ただ、本人はそれが嫌だったのか、3枚目のアルバムからは『少女っぽさ』は、ほぼ無くなります

若かりし日のケイトブッシュばかり取り上げていると、お気付きの方もいると思いますが、若かりし日のケイトブッシュは本当に美しいのです。

 

第2位 『SYMPHONY IN BLUE(ブルーのシンフォニー)』

第2位の、『SYMPHONY IN BLUE(ブルーのシンフォニー)』は、2枚目のアルバム『LIONHEART(ライオン・ハート)』の1曲目の曲です。日本でのみシングルとして発売されています。

この曲は、心地よさが最大級に高まった楽曲です。ケイトの高音域の心地よさと落ち着いた楽曲がマッチした、最高のヒーリングミュージックです。

7枚目のアルバムレッドシューズに入っている『モーメンツ・オブ・プレジャー』もとても良いのですが、20歳のケイトの声質、声量は本当に群を抜いて凄いのです。

第7回東京音楽祭で『MOVING(天使と小悪魔)』を歌った貴重な映像がありますので、その声量をお確かめ下さい。※口パクではないです。おなかの花飾りにマイクがセットしてあるそうです。

 

第1位 『OH ENGLAND MY LIONHEART(ライオン・ハート)』

第1位の、『OH ENGLAND MY LIONHEART(ライオン・ハート)』は、2枚目のアルバム『LIONHEART(ライオン・ハート)』の5曲目の曲です。

アルバム『ライオン・ハート』は制作期間が短く、ケイトは出来に不満を持っていたようですが、そんなことはありません。この『OH ENGLAND MY LIONHEART』という素晴らしい曲があるのですから。

ケイトがイギリスで国民的歌手であるのは、この曲があるからだと私は信じています。

この曲を聴いた人は、ケイトは本当にイングランドを愛しているんだと心に植え付けられているはずです。

イギリス人でもない私でも、この曲を聴くと、イングランドのことを懐かしく誇りに思うことが出来ますし、イングランド人であれば尚更です。

曲ももちろん最高です。

何度も言ってすいませんが20歳のケイトは声質、声量、美貌、全てにおいてパーフェクトなのです。

サードアルバム『魔物語』ではインパクト大の『バブーシュカ』を筆頭にヒットを連発して確固たる地位を築き、アルバム『HOUNDS OF LOVE(愛のかたち)』で絶頂を迎える訳ですが、それにも勝る素晴らしさが、この時期のケイトには感じられるのです。

以上で、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の個人的おすすめ10曲の紹介は終わりになりますが、最後に代表曲も含めたケイト・ブッシュの個人的な総合おすすめ曲ランキングを発表します。

代表曲も含めたケイト・ブッシュの個人的な総合おすすめ曲ランキング

第15位は、AND DREAM OF SHEEP(羊の夢)です。

第14位は、THIS WOMAN’S WORK(ディス・ウーマンズ・ワーク)です。

第13位は、NIIGHT OF THE SWALLOW(夜舞うつばめ)です。

第12位は、TOP OF THE CITY(トップ・オブ・ザ・シティ)です。

第11位は、WETHERING HEIGHTS(嵐が丘)です。

第10位は、BABOOSHKA(バブーシュカ)です。

第9位は、THE SAXOPHONE SONG(サキソホーン・ソング)です。

第8位は、MOTHER STANDS FOR COMFORT(母親)です。

第7位は、L’AMOUR LOOKS SOMETHING LIKE YOU(ラムールは貴方のよう)です。

第6位は、WOW(ワオ)です。

第5位は、MOMENTS OF PLEASURE(モーメンツ・オブ・プレジャー)です。

第4位は、THE SENSUAL WORLD(センシュアル・ワールド)です。

第3位は、SYMPHONY IN BLUE(ブルーのシンフォニー)です。

第2位は、OH ENGLAND MY LIONHEART(ライオン・ハート)です。

第1位はやはり、RUNNING UP THAT HILL【A DEAL WITH GOD】(神秘の丘)です。

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